深呼吸する言葉・浅田一憲

「深呼吸する言葉」橘川幸夫さんの主催する「深呼吸する言葉」の作法に則って、毎日一本100文字以内で書く詩(歌)です。

2020-08-15から1日間の記事一覧

深呼吸する言葉・夏の雨の匂い

雨が降ると香りがする。草の匂い、木の匂い、土の匂い。 小さな雨粒が、草木土をほんの僅かな力で叩き、そのエッセンスを大気に舞い上がらせる。 いつもより少しだけ皆が生き生きしている。そんな雨の日もいいね。

深呼吸する言葉・新呼吸する言葉

自分の中の古くて必要ないものを吐き出してしまわなければ、新しくて必要そうなものを吸い込むことができない。 だから深呼吸する言葉は、新呼吸する言葉なのだ。