絶え間なく流るる時は区切れぬも気持ちの中ぞ線は引きたし

雪もひとひらならすぐに解けてしまうが、降り積ればなかなか解けない。 だから私たちは、雪を降らせ続けなければならない。

人を傷つけるようなことを言ってしまう人は、きっと自分も傷ついているはずだから、僕は怒ったりなどせずに、とっても優しくしてあげる。

もし、僕が平均寿命より長く生きるとしたら、生きているうちに半分以上の友を亡くして、きっと辛い思いをするだろう。 でも早死にしたら、半分以上の友を悲しませてしまうから、僕はゆっくりと死ぬことにするよ。

何かを受け入れて何かを吐き出すから人間なのだ。 何も受け入れず何も吐き出さなければただの石ころだ。 だから私は吐き出す。たとえ見苦しかろうとも。

ゆっくりとお別れしたくたくても、船で旅立つことはしない。 名残惜しいほど振り向かずに行くことしか、僕にはできっこないから。

胸が潰れそうになったって、本当に潰れた人なんかいないさ。 息が詰まりそうになったって、本当に詰まった人なんかいないさ。 大きく胸を膨らませながら、ゆっくりと深呼吸しよう。

だれにもいつかサンタはくる。 あなたもあなたもあなたもシアワセになりますように！

憎しみを捨て去るべきなのは、相手のためではない。あなた自身を苦しみから解き放つためだ。

冬至から一月経った頃が一番寒いように、心を決めてしばらくしてからようやく体は動く。

人のために何かをすることは、回り回って自分のために何かをすることだ。 だから誰のためとか、もう考える必要はないんだよ。

大きなトラブルがあっても諦めずに頑張ることはさほど難しくはないが、長い間決着がつかないときに気丈であり続けることは難しい。 敗北のほとんどは、そんな状態に耐えきれず自ら諦めてしまうことで起きる。

何度も傷ついて信じることができなくなった私に信じてもらいたいのなら、 私が行きつ戻りつ、傷ついた回数の100倍逡巡する間、ずっとずっと変わらずにいて。

長く離れていても、遠く離れていても、親の愛は変わらない。そんな当たり前のことを知った。そしてまたひとつ歳を取った。

駄目だったでも良かったでも、馬鹿じゃないの？でもあなた天才！でも、嫌いでも好きでも、なんでもいいから僕は返事がほしい。

おまえのことを10好きだとすると、 いいところは3好きだ。 悪いところは7好きだ。

ゆっくり行こう。 今踏締めながら歩いている落ち葉こそ、やがて大地になる。

後回しにしたものの中にきっと大切なものがある。 だからときどきは引き返して、それを拾ってから前に進もう。

うれしいことがあると素直に喜び、残念なことがあると素直に悲しむ。 それができないときは己に満足していないときだから、もっと一生懸命にならなければならない。

雨ならば、すぐに地中に吸い込まれてゆくが、 雪ならば、春が来るまでここに残る。 そんなふうに、今の気持ちを少しだけ長く覚えていたい。

誰かの痛みが自分の痛みになってしまうあなたの痛みを、本当は私が引き受けたい。 でもそんなことはできないから、せめてあなたと同じように、その痛みを想像できるようになりたい。

自分のスタイルを貫くなんて糞食らえだ。 自分を貫くから結果的にスタイルができるだけだ。 そして、自分を貫いたらスタイルなんてどんどん変わってゆくはずだ。

いざというときに本気出すような人は勝てないよ。 いつも本気なのでいざというときに本気出せないような人でないと。

人からどう思われようが我慢しなさい、やるべきことをするために必要ならば。

どれをやるかを選択するのではなく、どの順番でやるかを選択している。 どのみち全部やるつもりだから。

あなたが涙を見せないのは、雰囲気に流されて泣くのが嫌だから。 自分の気持ちに入り込んで泣くのは許せないから。 流さなかった涙の量が、あなたの優しさ。

死ぬのなんて遺伝子の転写が止まってタンパクが作られなくなるだけだ。 腐るのなんて微生物が組織を分解しているだけだ。 死んだって土に還ったってお前はお前だ。時間と空間を使わなくなるだけだ。そうだよな？

もし時間もお金もたくさんあったら、あなたは何をやりたいか？ 時間とお金がなかったとしても、あなたはそれをやるべきだ。

脇道に逸れてしまうのは、すでにある道を進もうとしているからだ。 自分で切り開く道に脇道はない。

心を動かすことも大切な能力のひとつだ。 だからいつでも心が動かせるように、日頃から訓練していなければならない。