2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧
苦労して成し遂げた成果はかわいいけど、それがどんな評価を受けるかはまた別の話。 我が子はかわいいけど、彼らが素晴らしい人間であるかどうかはまた別の話なのと同じこと。
100℃から+100℃まで生きられる生物は、-30℃や+30℃なんて全然辛くないんだよ。 心の耐忍温度だっておんなじだ。
体調が悪いときに、健康なときの自分がいかに恵まれているのかわかるように、 ひとりぼっちのときには、人に囲まれている自分がいかに幸せなのかがわかる。
遅くたって早くたって必ず冬は来る。 遅くたって早くたって必ずあなたの元へ私が行くように。
かたちあるものは必ず崩れる。 いつ崩れるかが、ほんの僅かだけ違うだけだ。
あなたが喜ぶとわたしもうれしい。 だから、「あなたの喜んだ顔がみたい」は、「私の喜んだ顔をみせたい」と同じこと。
人生を変えるような出会いがある。 出会ったからあなたが変わったのか、 それともあなたが変わったから出会ったのか、 いや、きっと、出会ったと同時に変わったのだ。
技術で解決できる不便さはたくさんある。 そんな技術を開発するのが僕の使命。
暗闇で聴く言葉は、恐怖や戸惑いからの救い。 貴く、心強く、確かに光を持っている。
万人がおいしいと思う料理を作る料理人は素敵だけど、わかる人にはわかる料理を作る料理人はもっと素敵だ。
水中が怖いのは、陸上の動物だからさ。 水中の動物は、陸上も空中も怖い。
水底に沈んで光の来る方向を見上げる。明るいだけで何も見えない。 浮いても浮いてもやはり見えない。 水面に出る。突然視界が開ける。 少しずつでも、浮き続けていれば、いつか必ず水面に出る。
雪で覆い隠されたとしても、それは消えてしまうわけではない。 雪が解けるとまた現れる。 だから、きちんと決着をつけておこう。
忙しいときほど、皆のことをいろいろ考えてる。 だから忙しくてもやっていける。
大きくなればなるほど遠くまで見渡すことができる。
もうしばらくすると雪が積もり、全部隠してしまうから、 今のうちに大地を見て、踏みしめて、踵が押し返される感触を楽しんでおこう。
大変なことでも、いつか必ず終わりが来る。 大変なことを何度も経験していればそれがわかるけど、初めてのときはわからない。 でも大丈夫。絶望することなどない。必ず終わりは来る。
簡単なことは自分でやって、難しいことを人に頼むからいつまでもダメなんだ。 難しいことを自分でやって、簡単なことを人に頼むようにしなければね。
辛くたって、僕の作るものを誰かが待っていてくれるから、頑張ることができる。
誰かを好きになったとき、優しい気持ちになったならば、その人もあなたも優しい人だ。 誰かを好きになったとき、刺々しい気持ちになったならば、その人かあなたのどちらかは優しくない人だ。
他者の気持ちになって物事を考えることができるかどうかは、少なからず、生まれ持った遺伝子で決まる。 想像力が足りないとか言って他者を非難する人こそ、他者に対する想像力が足りないのだ。
遠くにいた人は、亡くなってますます遠くにゆく。 側にいた人は、亡くなってもいつも側にいるような気がする。
秋になって、葉が染まり、すぐに散る葉と、残る葉と、どちらが頑張った? どちらも頑張った。
僕の作るものを待っていてくれる人が一人でもいれば、僕は作る。 僕の書くものを待っていてくれる人が一人でもいれば、僕は書く。
胸が締め付けられるのではなく、胸が空気に晒されて水分が蒸発してゆく。 そんな感じのちょっとだけ淋しい夜。
いくら長く離れていても、離れていることにちっとも慣れない。 元気なときはいいけれど、疲れたりすると会いたくなる。 でも会えなくても確かに繋がっているような気がする。 次に会えるのはお正月。
自分が世の人の平均だとすると、 自分より素敵な人は、全人口の1/2存在する。 そのうち異性は1/2なので、自分より素敵な異性は、全人口の1/4存在する。 道理で素敵な異性が多いわけだ。
算譜にも心込めればいつの日か想いは通ず見知らぬ人にも
葉が散れば 雪は降り来る 待たずして 心暖め 君も暖め
伝えようとしなくても伝わるときがきっとある。 互いに相手のことを思っているときもきっとある。 そしてそんなときは二人とも優しい気持ちできっといる。