2009-01-01から1年間の記事一覧
猪ではないから、猪突猛進はできない。 鼠ではないから、ちょこまか動けない。 牛のように、少し歩いては止まり、また歩み立ち止り、ゆっくりとだが少し前に進むことができた。 そんな一年だった。
距離が離れていたときは、ただ祈るより他はなかったけど、 今は自分の手が届きそうだから、もっとできることがある。
嘘はつかない。わざわざ隠さない。何も誤魔化さない。良く見せようとはしない。 だから、駄目なところも、格好悪いところも、身を置いている状況も、全部ひっくるめて見てください。 これが私です。
もし、君が病に伏せなかったら、 平穏な日々を過ごすありがたさに、気付かなかったかもしれないね。 もし、君が苦しまなかったら、 優しくされることのうれしさを、知らなかったかもしれないね。
我武者羅な時期を乗り超え、ふと気付けば、心にぽっかりと穴が開いていることがある。 その穴は、何か新しいことを始めなさいというサイン。
おめでとう。 偉人が生まれた日を祝福したい。 同時にそれと同じくらい、世の中の何人が生まれた日も祝福したい。
僕にはサンタはやってこない。なぜなら僕がサンタだから。 プレゼントは貰うより、あげる方がずっとうれしいんだぜ。
もし、あなたが、あなたのために力になってくれる友を大勢持っているならば、 あなたはすでに、友全員分を合わせたスキルを持っている。
チャンスは引き寄せることができない。得たければ自らが出向かなければならない。
そのときできる範囲で、一生懸命やる。 相手が喜ぶ姿を想像し、楽しい気持ちでやる。 それがおもてなし。
今日この日を生きるので精一杯だから、「そのうちいつか」なんてセリフは使うことができない。
幸せな時間を過ごすと、確かにとっても幸せで、胸が一杯かのように感じるのだけど、何か違うって思ってしまうんだ。 僕は皆が幸せになってほしいんだ。
やらなかったことに対する後悔は、死ぬまで残る。 やってしまったことに対する後悔は、そのうち消えてゆく。
もうそれくらいにしておけ。 諦めるのではなく、死んだふりをするだけだ。 それならできるだろう?
見聞きしているうちは所詮他人事。 その場所に出向いて初めて自分の問題になる。
僕の中。 変わってもいい部分は、変わるべきときはすぐに変わらねばならないし、 変わってはいけない部分は、何があろうが何を聞こうが変わらない。変わりたくない。
おいしいものを食べ、たくさん笑うのが一番。 皆君が好き。
どうせ違う人間なのだから、わかりあうことは期待しない。 いとおしく思えるか、プリミティブな常識が合うか、人として尊敬できるか。 それらさえ満たせば、あとは一緒に過ごした時間が二人の世界を作る。
巨大な氷山を割ろうと、力を込めても微動だにしない。 しかし、辛抱強く暖めれば、少しずつ溶ける。 いつか時が来れば、大きな音を立ててひっくり反るだろう。 ゆっくりと溶けてくれればいい。
何の言葉も届かずとも、どんな行動も心を打たずとも、想いてただここに在り続けること。 それが僕にできること。
白菜も好きだけど、キャベツはもっと好き。 芯がしっかりしているから。
旅々を終えて気付けば早師走
行きつ戻りつしてもいい。迷っても振り返ってもいい。結果として取った行動の芯がぶれていなければ。
いい人が付き合っている人は、皆いい人。
どうせ自分は自分。 駄目なところやかっこ悪いところは、先に見せてしまおう。 あとで、幻滅されるよりは、なかなかやるねと思われたほうがいいものね。
ビクトリア湾に映る夜景が好き。 花火やスポットライトがこの世の美しいものの象徴だとしたら、 濁り水のさざ波に反射したモアレ状の明かりこそが、迷いつつ歩む人間らしいと思うから。
やりきれない時期は、一人耐えなんとかやり過ごし、 迷える時期は、一人旅に出て日常を離れ、 固まりつつある時期には、それを確認するために友人に会いに行く。
私の中には多くの私が存在する。 どの私も私。全部ひっくるめた私も私。 どんな私を見ても怖がらずにいてほしい。
気のおけない友達。おいしい食事。至福の時間。
年上の人は僕より早く死ぬ確率が高いことなど、すっかり忘れていた。 感謝。たとえあの世に届かずとも、感謝。 僕が受けたご恩を、若い人に返していきます。