2010-01-01から1年間の記事一覧
いつから数えても一年は一年。 そう思って毎日を大切に生きてゆきたい。
車は前、船は後に舵がある。 堅い組織なら車型。柔らかい組織なら船型で操縦せよ。
もしかしたら、あなたの百代前のご先祖はダメ人間だったかもしれない。 だとしても、すごく価値がある人だった。だって、あなたが今ここにいるのだから。 あなたもすごく価値がある。ただ生きているだけで。
中心を動かそうとするから揺れてしまうのだ。 重心を動かせ。
誰かのためになることをするのは簡単だが、 誰ものためになることを目指すのは難しい。
誇りやプライドを賭けなきゃできないくらいなら、最初から向いてないので止めちまえ。
気づいたはずなのに気づかなかったことの数を数えて反省する前に、 気づいたのに何もしなかったことの数を数えて反省した方がよい。
諦めないことは、ずっとそれをやり続けることではない。 そっと心の奥にしまい、暖め続けることだ。
舞い落ちる雪の結晶壊さぬようつながぬ方の手そっと差し出す
皆既月食の月は、オレンジの朧となって夜空に浮かんでいた。 どうやら屈折した光が月面を照らすらしい。 真っ暗ではない。照らしてくれる人がいる。見ていてくれる人がいる。
古いお酒がおいしいのは、アルコールの分子が水の分子の間に入り込み渾然一体となるからだ。 時間をかけてゆっくりと熟成してゆく。そんな私たちでありたい。
ひとつをやり終え、次にやるべきこと見つける。 その間の孤独と不安と焦燥。 この時間が僕を成長させる。
過ちのほとんどは、苦しい思いに耐え切れず、逃げ道に迷い込んだときに起こる。
蟻一匹一匹の顔の違いは僕にはわからない。 君のその美しさも、他の人にはわからないのかもしれない。 確かなのは、君が誰よりも美しいと感じる脳を、僕は持って生まれたということ。
どんな今も自分が招いた今だ。 今この一時は、これまで自分が生きてきた時間の延長線上にあるのだから。
生き急ぐよりも、のんびりと生きた方が寿命は長いかもしれない。 でも長生きした結果得られるのがダラダラと過ごす時間ならば、別にほしくはない。
3回諦めても諦めきれない夢ならば、きっとあなたが実現すべき夢だ。
あなたと暮らす、残された日々を愛おしく感じるから、 父は今日もいつも通りに一日を過ごす。
人はどちらかの人生を選ばなければならない。 苦しいことが何もなくうれしいことも何もない人生か、うれしいことがたくさんあり苦しいこともたくさんある人生。
近くにいても遠く感じるときもあれば、遠く離れていてもすぐ近くに感じるときがある。
小さなものをたくさん捨てても小さな船には乗ることができない。大きなものを捨ててようやく向こう岸に行けるのだ。
やらねばならないことは、本当にやらねばならないのか? そう、やらねばならない。 一度やらなくてもいいと思い始めたら、何もかもやらなくなってしまうから。
最愛の人、何があっても、どんなときも、君が好きだ。 死ぬまでずっと。死んでからもずっと。
今はまだ道半ばだと君は言い晴れの舞台に色はまばゆし
卑劣な人間なのに、誠実そうな言葉や、正義ぶった言葉や、立派な言葉など語れやしない。言葉はもうここにない。
死して思い出を残し、別れて届かなかった想いを残す。
もし君の心に一本芯が通っているならば、たとえ道半ばで倒れても後に志が残るだろう。朽ちても白骨が残るように。
「若いときの苦労は買ってでもしろ」と言うが、ただの苦労じゃだめだ。 「若いときの夢への挑戦は、たとえ苦労するのがわかっていてもしろ」と言いたい。
苦労をしてでもやり遂げたいと思うのは、それが物理的なものではなく、精神的なものを充足するからだ。 どんな困難でもいいから困難を乗り越えることに意義があるなんて、残念ながら勘違い。
もうだめだと思う回数を重ねるほど、一歩また一歩と成功に近づいている。