深呼吸する言葉・浅田一憲

「深呼吸する言葉」橘川幸夫さんの主催する「深呼吸する言葉」の作法に則って、毎日一本100文字以内で書く詩(歌)です。

深呼吸する言葉・庭

どんなに大切に育てても、冬の間に木の枝の何本かは死んでしまう。
春になってしばらく経って、新緑が芽吹く季節になってようやくそれがわかる。
何事も安心するのは、しばらく様子を見極めてからだ。