2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧
知ってしまえば、もう知らなかったときの自分に戻ることはできない。 それを知った自分は、それを知らない自分より不幸せかもしれない。 それでもやはり、私は知りたい。
心の広さだけ、人を受け入れることができる。 懐の深さだけ、人を許すことができる。 度量の大きさだけ、人に与えることができる。
あいつのことを恨みに思うのは、あいつに恨みに思われているかもしれないと、思っているからかもしれない。
僕が山菜を好きなのは、野生の香りと味がするから。 お前最近ちょっと軟弱じゃないかと言われているような気がするから。 強さをちょっといただきます。
もし、君の中に醜い部分があったとしても、僕にはわからないから、それはないのと同じことだ。 君のすべてを無理に愛す必要などない。すべての君をこんなにも愛しているのだから。
季節は巡る。 今年もまたたくさんの蛙が合唱している。 今吹き抜けた風はまたここに戻ってくる。 僅かにゲノムは違ってもまたここに生まれてくる。 果てしなく繰り返す。それを遮るものを許してはならない。
怒ろうとすればすぐに怒れるのに、笑おうとしてもなかなか笑えない。 笑おうとしなくてもいつも笑顔でいて、怒ろうとしてもなかなか怒れない、そんな人になりたい。
向上心が高く、いつも気付きを得ている人は、いつも諦めてばかりいる人だ。 だって、気付いたことのすべてをできるわけがないのだから。
左手で箸を使おうとしたらうまく使えなかった。 それは、僕に能力がないからではなくて、右手で箸を使う練習しかしてこなかったからだ。 だから、この間できなかったことも、根気よくやればきっとできるはず。
そこに山があるように、 今日の天気が晴れであるように、 ここにタンポポの花が咲くように、 私は生まれてきて、そして生きている。
自分の本当の気持ちを確かめたいから、一人になりたい。 確かめても確かめなくても何も変わらないことを確かめたいから、一人になりたい。
淋しいと感じるのは、淋しくなかったときを知っているからだ。 そのときを忘れたくはないから、僕は淋しいままでいい。
自分らしくない自分なんかいない。 素直じゃない自分、無理してる自分だって、愛すべき自分らしい自分だ。
あなたに心を引き寄せられたのではなく、心にあなたを引き寄せたのです。 あなたに心を奪われたのではなく、心をあなたで満たしたのです。
「できる」、「できない」を分つのは、「能力」のみならず「気持」も大切なことは皆知っているだろうけど、 それは、(能力9:気持1) くらいではなく、(能力1:気持9)くらいなのだよ。
僕が生きてきた、その時間の途中から、君も生きてきた。 君が生きてゆく、その時間の途中まで、僕も生きてゆく。 愛しい君よ。
一度つまずくと駄目になってしまう奴もいるが、お前はきっと大丈夫だ。 強くあることは良いことも悪いこともあるが、今回ばかりはお前が強い人間で本当に良かったと思っている。
長い時間をかけて育てるということは、長い時間を苦労することではなく、長い時間を待つということだ。
期待するから、期待を裏切られると落胆する。 頼っているから、頼りにならないと腹が立つ。 愛する人を守るのは自分だ。他の誰でもない。私だ。
加害者は被害者に対して悪意を持っていなかったとしても、 被害者は加害者に対して悪意を持ってしまう。 害と悪意が交差する。
まだ弱き陽の射すたびに色は付き明日の天の気雨か桜か
今年は寒い、今年は暑い、そう思っていても、雪が消える日、桜の花が咲く日は例年とほとんど変わらない。 不満に思ったり、辛く感じることの多くは、きっと私の感受性が原因なのだろう。
限られた環境の下でしか人は生きてゆくことはできない。 大気の成分、気温や湿度、光線や放射線量などがすべて適正範囲内にあることを私たちは必要としている。 喜怒哀楽も苦楽もここにしか存在しないのだ。
枯れ木の山の横にも、ピンクの桜が枝いっぱいに咲き誇る。 美しい国。私の国。
手放した。 帰ってきた。 明日また別れる。 別れがこんなに辛いのはまだ2度目だからだろうか。 お前の幸せ、パパは一番に願ってる。
世界のどこかに君がいる。ときどき再会することでそれを確かめる。 大丈夫。次に別れても、世界のどこかに必ず君はいるのだから。
歳を取るに連れて、人の死をたくさん知る。 死が身近なものになって、怖さが和らいでいく。 皆無事に死というイベントをやり遂げた人ばかりだ。 だから絶対私にもできるはずだ。
冬は厳しく、夏は短く、ゴールデンウィークはさながらシルバーウィークだけど、僕が産まれ、僕が育った、僕の愛する土地。
999人にとって無駄でも、1人に必要とされるならば、それはやる価値がある。
飛んでくるボールをキャッチするには、上を向いて走ってはならない。 ボールが落ちる地点を予測し、そこを見つめながら走らなければならない。